窓には防犯性の高い鍵を

かつての空き巣といえば、玄関や裏口から侵入してくる者でしたが、実は近年の空き巣は玄関や裏口よりも、むしろ窓から家に押し入ることの方が多いのだと言います。
このようなことから、防犯意識の高いご家庭では、窓の鍵に特別な対策を打つようにしているとのことです。
例えば、一軒家などでは、補助錠を取り付けるケースが多いとか。
プロでなくても、簡単に設置出来るタイプが人気となっているみたいですが、個人的にはカギ付きの、より防犯性の高い錠の方が良いのではないかと思います。
カギが無いものに比べれば、値段は少し上がりますが、高くても数千円程度で買えますので、皆さんが補助錠をお求めになる際は、どうぞ惜しまずこちらを選んでみてはいかがでしょうか。
わずかな価格の差で出し渋って後で泣く羽目になることを考えれば、断然カギ付き錠がお勧めです。
さて、窓の補助錠設置は今の住宅環境をそのまま活かした空き巣対策のひとつですが、もっと根本的なところから窓辺の防犯性を高めたいというご家庭では、普通のガラスよりも割れにくいガラスに交換し、クレセントも強固な作りのものに取り替えた上で、カギ付きの防具でガードする場合もあると聞きました。
カギ付きクレセント防具は、まだあまり普及していないこともあり、空き巣犯にとっても扱いにくいようで、かなりの防犯効果を発揮しているそうです。
結局補助錠でも、クレセント防具でも、優れた防犯性を期待するなら、やはりカギ付きが決め手になるということは間違いないでしょう。
自分で取り付けるのも悪くはないですが、安全な暮らしを守るためには、鍵屋さんに取り付けを依頼した方が確実です。
彼らは「鍵」そのものについての情報も豊富に持っていますし、相談すれば、それぞれの家の窓にピッタリの防犯性の高い商品を紹介してくれます。
もし皆さんが、窓の防犯などに関して興味をお持ちでしたら、開錠やスペアキーの作成でお世話になった時などに、専門家ならではの話を伺ってみてはいかがでしょうか。