自分で鍵を交換するなら

防犯性の高い鍵に交換したい場合や、鍵の調子が悪い場合、自分で鍵の交換をすることも可能です。
玄関の鍵など難しそうに見えますが、ドライバーなどの道具が揃っていれば意外に簡単なんです。
ホームセンターやネットショップなどで、防犯性の高い鍵を購入して実際に付け替えてみましょう。
用意する道具はプラスドライバーとマイナスドライバーの2本だけでOKです。
上手くいけば10分程度で鍵の交換が可能です。
まず、古い鍵を外すところから始めましょう。
ドアを開けて、作業が終了するまで閉まらないように固定しておきましょう。
ドアの側面内部にある金属のプレートを外すところから始めます。
この金属プレートの上下2つのネジをドライバーで外して、プレートを取りましょう。
さらにこの下に4個の小さな固定ピンが差し込んであるので、これを外します。
室外側から、小さ目のマイナスドライバーを利用して、引き抜きましょう。
ピンが浮いてきたら、手で引っ張れば抜けます。
全て外すと、鍵をくるくると回す部分のシリンダーが外れます。
これで、古い鍵は取り外せました。
意外に簡単な構造でしたね。
続いて今度は、逆の工程で新しい鍵を取りつけにかかります。
まず、新しいシリンダーで、鍵のメーカーのマークの位置を確認します。
マークがある部分が正面になるので、この位置で取りつけられるように注意を払います。
シリンダーを鍵ケースに固定する際、隙間ができてしまうことがあるので、予めシリンダーと一緒に、スペーサーというリング状のものをシリンダーの後部にはめ込んでおきます。
鍵ケースにスペーサー付きのシリンダーを押しこんだら、先ほど外した細い固定ピンを押し込みます。
固定ピンを押し込むとシリンダーが動かなくなるはずなので、固定されたか確認してみましょう。
最後にフロントケースをネジを回してはめれば作業終了です。
無事に鍵交換を行うことができました。
鍵が施錠、開錠できるか確認すれば完了です。
きちんとできるか不安という人は、無理せず、鍵屋さんに頼みましょう。